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四畳半神話大系 (角川文庫)

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
 
読んだ日:4月




 
評価:
森見 登美彦
角川書店
¥ 700
Amazonおすすめ度:
組み合わせは変わってもピースの接点は変わらない
ニヤニヤしながら読みました
この手の話には秋田

| 00:35 | 森見 登美彦 | comments(0) | - |
新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

〜日本一愉快な青春小説/こんな友情もあったのか/あの「名作」が京都の街によみがえる!?〜

あの名作が京都の街によみがえる!? 「真の友情」を示すため、古都を全力で逃走する21世紀の大学生(メロス)(「走れメロス」)。恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)。――馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は? 誰もが一度は読んでいる名篇を、新世代を代表する大人気著者が、敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、日本一愉快な短編集。




嫌よ嫌よも好きのうち…
森見作品好きじゃないといいつつ4作品目です


表題作『走れメロス』は間違いなく面白いです
そして間違いなく森見作品であるのを感じますね〜
まずアイディアが良いですね
原作とは逆の 逃げる というのが素晴らしい…
くだらない楽しさなのが、さすが森見先生です(笑)
桜の〜はかなりしんみり系の恋愛話でびっくり
百物語はきつねのはなしっぽい?すっきりしない感じが…

☆1なのは森見作品だからです(笑)



ちなみにこの本は、他にも森見作品を何冊か読んでいて、かつ元々の作品を知っている程度(←ポイント)の方にはオススメです
原作を愛している方はダメでしょう(良さが生かされていない!とかになるから)

読んだ日:12/1
評価:
森見 登美彦
祥伝社
¥ 562
Amazonおすすめ度:
「これはこれでアリ」と思えれば、とても楽しい一冊です
アイディアの勝利
不意打ちをくらったような感動

| 02:56 | 森見 登美彦 | comments(0) | - |
きつねのはなし (新潮文庫)
 
「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現われて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は?底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。


前に読んだ時は★2くらいだったような気がしたんだが…

思ったより面白かった…?
というか、この意味不明というか流れるように解決せずに終わってしまう事に堪えられるようになったということか…

表題作のきつねのはなしだけだったら★4だったけど最後の話がよくわかんなかった…
魚が、埋まってた(祭り上げられていた?)ってこと?
水を求めてた…の………か?
まぁよくわからん…


もりみーの文体が嫌いと言いつつ結構読んでるな…(笑)
つか夜は短しに天満屋?手品の人出てたよね?


読み終わった日:8/14
評価:
森見 登美彦
新潮社
¥ 500
Amazonおすすめ度:
モヤモヤ
趣が異なる森見作品
一夜の読み物にどうぞ

| 17:29 | 森見 登美彦 | comments(0) | - |
太陽の塔 (新潮文庫)

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
この人の文章は苦手だと言いつつ読むあたりがMっぽいですね(私が)


夜は短しで微妙に苦戦したにも関わらずまた同じような…いやむしろ夜は短しよりも「濃い」ものを読んでしまったような…



ファンタジー…えっファンタジーなのこれ!?と言った感じですがまぁ空想、幻想といった意味では当て嵌まるのか………


夜は短しもでしたが
「京都」「大学」「恋愛」「童貞」「ストーカー」「妄想」
で説明がつきますね

こんな大学生活…ある意味楽しそうだが絶対に送りたくない!!!!


読んだ日:5・6
評価:
森見 登美彦
新潮社
¥ 420
Amazonおすすめ度:
どどめ色の傑作
恋愛至上主義に反抗する人々
失恋の唄

| 19:01 | 森見 登美彦 | comments(0) | - |
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。

ハードの中村さんの絵に惹かれてから早何年…やっと文庫化!
単行本でも中村さんの絵で良かった!!

いやー 読 み に く い !
申し訳ないが読みにくい…というか森見さんって『きつねのはなし』の人だったのか…あれ読んで「この人は合わないっぽいな…」と思ったのに(笑)


まあ読みにくいのは置いておいて…まあこの主人公のヘタレっぷりというか童貞っぷりが笑える
空回りしまくり(笑)彼女は可愛いな…天然とかそういうレベルじゃねえ……樋口さん羽貫さんコンビがとっても良い不思議っぷり…


きつねのはなしもでしたが…こうなんともいえない浮遊感というか地に足がつかない、ふわっとした感じが漂いますね……読んでも読まなくてもいいというか、っていうかこれファンタジーなの?


羽海野先生の後書きで+★1文章だけだと個人的には★★★かな…少し読んでみてこの感じが大丈夫ならおもしろいんじゃないかなと…

評価:
森見 登美彦
角川グループパブリッシング
¥ 580
Amazonおすすめ度:
想いが届きますように。
最近のヒット
オモチロイ

| 16:02 | 森見 登美彦 | comments(0) | - |