舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財に寄りかかり、ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、ひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、実は何千何万年も生き続ける仙人で…不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、天地陰陽を旅する大ヒット僕僕シリーズ第一弾!「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。
中国風…?風ではないか……すごく中国か…
のファンタジー物です
ファンタジーといっても、日本でいうと妖怪くらいな感じなんだろうなぁ
仙人とか普通にいそうだし?
僕僕先生に手の平で躍らされまくっている王弁が相当イケてます(笑)
おめー手出してもいいけど最中に爺さんに変わられたらどうすんねん!www
ちょっと中国の地名、名前が覚えられないというかわかりにくくて(それはこの本が悪いわけではありません)イラッとなるけれどもまぁしょうがないというか許容範囲でしょう
十二国記とか読んでると結構雰囲気とかはわかりやすいでしょう
麻姑が「まごの手」の起源ってくらいの知識がある人は、楽しめると思いますよ!
最後の
「もう帰ってきたんですか。もっと待つ覚悟だったのに」
には泣きましたわ…
だって初登場時のセリフ
「…気が向いたらね」
だったのに!!!!!
成長したなあ…テラニートだったのに…………
これからラブラブを見せ付けてくれるのか?と思ったがそうでもなさそうだ!(笑)
続編の文庫化を待ちませう
読み終わった日:8・24
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評価:
仁木 英之
新潮社
¥ 540
Amazonおすすめ度:
かなりサプライズな質を誇る
少年漫画風。
この先、二人はどいうなるんだろう
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