このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり。
鹿男を買おうかなあと思っていましたがハードしか出てないし
まず万城目先生の本を一冊も読んでいなかったので不安でしたが有り難う文庫化!で即買い
いやー
とても良かった!
あんまり青春…みたいのは好んで読んだりしませんがこれはいいですね…凡ちゃんて(笑)
それに題材が…もの凄く好みです京都に魑魅魍魎に陰陽道…
そして関係はない(あるかもしれないが)けど「安倍」
大好きな感じです例えそれが現代だとしても…いや現代だから出せる馬鹿らしさ、ポップさが良いのでしょう
とにかく楽しくて、まさに娯楽
あと突然土方さんの名前が出てきてニヤニヤ^^
映画は絶対見ないけど、映画化に基づく文庫化はとてもありがたいです
これで、鹿男買う決心がついたぞ…!あとホルモー六景も買いそうで怖い
|
評価:
万城目 学
角川グループパブリッシング
¥ 540
|