「多分…それで、おしまいですから」。世界を救うため“人類最悪の遊び人”狐面の男と対決する決意をした“戯言遣い”いーちゃん。復活した哀川潤とともに決戦の場に向かう。最悪対最弱、最終対最強の戦いの結末は。「戯言シリーズ」ここに完結。
一つ、この物語の全体を通した結論として、扉に書かれていた言葉を引用するならば
「愛されなかったということは生きなかったことと同義である」
が相応しいかなと僕は思う
別にこの小説に作者がなんらかのメッセージ性を持たせたつもりがあるのかなんだか知りませんが、結果として「一体の人間だけ」では生きていけない、生きているとわからない、とかそんなことなんだろうなぁ
クビキリのあとがきにもあったように、誰かがいなければ天才は分からない、誰かがいなければ自分が生きているかわからない
まぁ深い小説ではなさそうなのでこんなところですが…
いやはや、ラノベは良いねえ!バッカーノもだけど、この漫画的ストーリーと、殺人が素晴らしいです!(…)
少女漫画なんかより全然、心が踊るね!
さて人間シリーズ?零崎シリーズ?でも読んでみようかなあと思います!
あと物凄いラノベ!な名前の人清涼?のJDCシリーズとやらが講談社文庫で発行されるらしいので買ってみよう!
読んだ日:6・17
!もんく!
いーちゃんのために、「天才」を捨てたのは、友だけじゃなくて、崩子ちゃんもなんだよってことは、忘れないでいてあげて欲しいなあ
「家(闇口)」も捨てて「肉親(萌太くん)」も亡くして「天才(暗殺者)」も無くして…(´・ω・')
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評価:
西尾 維新
講談社
¥ 900
Amazonおすすめ度:
少年の成長物語,そしてそれが伝わる最後の言葉
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