<< August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| | - | - | - |
ぬばたま (新潮文庫)

 

ときどき、こんな人がいるのです。山に入ったまま、帰って来られなくなってしまった人が―。仕事も家族も失い、絶望のうちに山を彷徨う男が見た恐ろしい幻影。少女の頃に恋した少年を山で失った女の、凄絶な復讐。山で見たおぞましい光景が狂わせた、幼なじみ三人の運命。死者の姿が見える男女の、不思議な出会い。闇と光、生と死、恐怖と陶酔が混じり合う、四つの幻想的な物語。

初めの話の繰り返しの単調さとわかりにくさが辛かったので★★☆☆☆にしようと思ったが、それ以降の話は良かった

自然に対する畏れ、だが心惹かれる美しさ



読んだ日:8/14



評価:
あさの あつこ
新潮社
¥ 460
Amazonおすすめ度:
大人のための幻想文学
山が、緑が、自然が、、恐怖の根源

| 13:48 | あさの あつこ | comments(4) | - |
探偵倶楽部 (角川文庫)

 

お母さん、殺されたのよ」―学校から帰ってきた美幸は、家で母が殺害されたことを知らされる。警察は第一発見者である父を疑うが、彼には確かなアリバイがあった。しかしその言動に不審を抱いた美幸は、VIP専用の調査機関“探偵倶楽部”に調査を依頼する。探偵の捜査の結果、明らかになった意外な真相とは?冷静かつ迅速。会員制調査機関“探偵倶楽部”が難事件を鮮やかに解決。

読んだ日:8/14

評価:
東野 圭吾
角川書店
¥ 540
Amazonおすすめ度:
短編なのに複雑、わかりやすい推理小説
色々な意味合いで東野圭吾の上手さに感心させられる、東野圭吾の短編集の最高傑作の一つ
ちょっとおかしな人間模様。。。

| 13:44 | 東野 圭吾 | comments(0) | - |
つくもがみ貸します (角川文庫)

 

お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟2人が切り盛りする小さな店「出雲屋」。鍋、釜、布団と何でも貸し出す店ですが、よそにはない奇妙な品も混じっているよう。それらは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。気位高く、いたずら好きでおせっかい、退屈をもてあました噂超大好きの妖たちが、貸し出された先々で拾ってくる騒動ときたら…!ほろりと切なく、ふんわり暖かい、極上畠中ワールド、ここにあり。

読んだ日:8/5


評価:
畠中 恵
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 580
Amazonおすすめ度:
形あるものへの愛しみを感じました。
しゃばけとは違う
人とあやかしとの境界線

| 04:18 | 畠中 恵 | comments(1) | - |